みなさんこんにちは!新橋でお口の健康を守り続けて半世紀「林歯科」です。
「歯に良くない生活習慣」を2回に渡ってご紹介してきましたが、今日が最後です。
5.たばこを吸うこと
たばこと言うと、タール(ヤニ)が含まれるので、
一般的にはヤニ汚れによる歯の変色などが影響として挙げられるでしょう。
しかし、たばこがお口に与える影響はそれだけではないんです。
たばこの中に含まれるニコチンは、血管を収縮させる働きがあります。
なので、たばこを吸うと歯ぐきの血管が収縮し、血流量が減少してしまいます。
すると老廃物の排出がうまくいかず歯肉炎に繋がりやすくなります。
そして血流が滞ると感覚が鈍くなってきます。
子供の頃のしもやけを連想してみてもいいでしょう。
歯周病の初期段階、歯肉炎になると赤く腫れて痛みを伴いますが、
その痛みを感じることが出来ないと、気づかないうちにどんどん進行してしまうのです。
血流が悪いと出血もあまりしないので、余計に気づく機会を失います。
また、それだけではなく治療の効果が出にくいという面もあります。
ニコチンは創傷治癒に必要なコラーゲンの生産低下を促します。
それによって病気が治りにくくなってしまうのです。
たばこのお口への影響は、単なる汚れだけではないんですね。
禁煙できれば良いのかもしれませんが、なかなか出来ない!という愛煙家の方は、
ご紹介した内容を是非心に留めて、定期的に歯科検診やプロのケアを受けることを
意識してみてくださいね。
【医院情報】
林歯科
東京都港区新橋5-7-14 ひたちやビル2F
(JR・銀座線・都営浅草線)新橋駅より徒歩約7分
診療時間:10時~13時、14時~18時 最終受付17:30 (土曜は午前診療のみ)
休診日:土曜午後、日曜、祝日
お問合せ: 03-3433-7936
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